118 おむろ桜
4月といえば桜の季節。枕草子にも「絵にかくと、かえって見劣りのするもの なでしこ。菖蒲。桜・・・。」とある。日本人なら、この時期は桜を見に出かけましょう!愛でましょう!というわけで、しばらく休んでいたコラム再開は桜の話題から。
お花見というと、宴会やバカ騒ぎなどと下品なイメージがつきまとうものだが、かつての雅な平安時代や、武者荒れ狂う戦乱の春も変わらずそこに花を咲かせていたことを考えてみよう。代々の天皇が、清少納言が、尊氏が、秀吉が、龍馬が愛でた桜に歴史を感じながらすこしセンチになるのもまた良し・・・と想い、京都へと出かけた。



1000年変わらずたたずむ古寺、刹那的に咲いては散る桜に自分を重ね、またいろいろ考えさせられた御室滞在であった。




