フランス旅行記アルザス編の続き。
アルザスワインの生まれた町、エギスハイムを出発しワイン街道へ。次の目的地リボーヴィレまでまた自転車を走らせる。
のどかなワイン街道。左右に広がるぶどう畑の中を行く。
走ること1時間。「アルザスの真珠」と言われ、15世紀から17世紀の町並みを色濃く残す町リボーヴィレに到着する。
リボーヴィレは人口1000人ほどの小さな町。
陽気なワインの看板が出迎えてくれた。白ワインのイメージが強いアルザスワインだが、ピノ・ノワール種で造る赤ワインも意外と美味である。
ディスプレイされたワインが、訪れる人たちの舌をくすぐる。
このような足が緑のかわいらしいグラスで飲むのがアルザス流。
そしてアルザスのシンボルといえば、コウノトリ。
アルザスではまた、シャンパンのようなスパークリングワインも数多く造られる。
ドイツの影響も受けるアルザス地方では、ワイン同様ビールの生産も非常に盛んである。有名なクローネンブルグもアルザスのメーカー。よってこのようなビールをメインに出しているレストランも所々にあるのだ。
小さなワイン博物館を併設している生産者を訪ねることに。
人形をつかって、昔ながらのアルザスワインの造り方をわかり易く説明してあった。
アルザスワインを代表する生産者の「トリンバック」も、ここリボーヴィレに拠点を構える。
もうすぐ「笛ふき男」のお祭りが始まる。リボーヴィレの町あげてのお祭りらしく、各地からの観光客で賑わうそうだ。
・・・・予約したディナーの時間が近づいてきたので、またぶどう畑を眺めながらコルマールまでのんびり帰ることにした。
途中、自転車を脇に止めてぶどうの様子をうかがう。
アルザスのぶどう畑の高さは約2メートルと、フランスでも珍しく高く作られている。これは地熱の吸収を避ける意味があるそうで、実るぶどうは糖度が上がらないため、アルザス特有の酸味の強いワインが出来るのだという。どの畑にもパンパンではじけそうなぶどうがたわわに実っていた。
リースリング。
ピノ・ノワール。
これはピノ・グリだろうか。
幾多の戦乱に巻き込まれ、歴史の影で常に翻ろうされてきたアルザスだが、畑のぶどうだけはこうして実り続けた。そして変わらぬワインの味はアルザスの人々をほっとさせ、心の支えになっていたのかもしれない。
それにしても天気がよく、さわやかで有意義な1日であった。夜はシュークルートが待っている。