シャンパーニュからTGVに乗り、アルザスへ。フランス旅行記の続き。
アルザス コルマール駅に到着。
アルザス コルマールの風景。
アルザス コルマールの風景。
アルザスといえば、まず思い浮かべるのが「コロンバージュ」と言う可愛らしい木組みの家、そしてワイン。ヴォージュ山脈に沿って170キロにも及ぶワイン街道には、中世の姿そのままの田舎町が幾つか残っており、今現在も美味しいアルザスワインを造り続けている。今回は「ハウルの動く城」の街並みのモデルにもなったコルマールという町に滞在し、ワイン街道を見学する計画である。
ワイン街道の中心拠点であるコルマールにはワインショップはもちろん、レストランも数多くあり、シュークルートなどの名物料理と美味しいワインが楽しめる。建ち並ぶ木組みの家々は花で飾りつけられ、色とりどりの壁とマッチし、まさに映画の中に入り込んだような感覚になる。
・・・さて翌朝。晴れ。早起きをし自転車を借りるため店の開店を待つ。なにしろ旅は朝が勝負!充実した時間を少しでも長く、貴重な体験を少しでも多くと、こんな快晴の日は特に気がはやる。最初の目的地であるエギスハイムまでは10キロ以上、そこからリヴォーヴィレまでもまた10キロ以上はありそうだから、出来るだけ早く出発したいのだ・・・・が、なぜかこういう所の自転車係のおじさんは、だいたいモタモタするのだ。
レンタル自転車屋。
おじさんが出してきたのは、ママさん自転車に毛がはえたような自転車だったが、まあまあ仕方ない。モタついている時間はなく、とにかくエギスハイムへとひた走る。エギスハイムはアルザスで最初にワイン造りを始めた村、アルザスワインの出発点である。
自転車専用道路。
30分ほどで郊外のワイン街道へ出た。
山肌を覆う一面のぶどう畑を眺めながら、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込む。抜けるような青空が広がり、ペダルをこぐ足にも自然に力がみなぎってくる。時折、すれ違う自転車たちと軽い挨拶を交わしながら、ツールドフランス並みのスピードでエギスハイムへ到着。
エギスハイムの町並み。まだ早いのか、あまり人がいない。ゆっくり町を見学する。
ワイン生産者の名前が書かれた案内板。小さい村ながら今も多くの生産者がワインを造っている。
ワイン生産者。
ワイン生産者。
アルザスワインは単一品種のぶどうで造られるのが特徴で、ボルドーやブルゴーニュのようにシャトー名や村名ではなく、単純にそのぶどうの品種名がラベルに書かれている。アルザスらしいラベルデザインも魅力的で、多くがドイツのモーゼルタイプ緑色の瓶に入って、とてもスマートである。
1580年創業のレオン・ベイエは世界的にも高い評価を得ており、有名である。入口が開いていたので、さっそく試飲をお願いすることに・・・。
快く3種類のワインを試飲させてくれた。まずは、さわやかで良質なアルザスワインを生み出す代表品種がリースリング。すばらしいブーケと適度な酸味、他には見られない上品な果実味が特徴。
芳醇なバラの香りのようなアロマを持つ品種はゲヴェルツトラミネール。独特の風味が愛好家に大変好まれている。約300年前にハンガリーのトカイから移植され、トカイダルザスとも言われる品種がピノグリ。黒ぶどうだが薄いピンク色の白ワインができ、まろやかだが力強さもあわせもつ。とても美味しかったゲヴェルツトラミネールを1本購入。
お昼前、観光客で混んできたのでエギスハイムを出発し、次のリヴォーヴィレへ向かう。