086 フランス旅行記 ロワール2 アンボワーズ
次に訪れたのは、ロワール渓谷を高台から望むアンボワーズの城。さすがに世界遺産ともなれば観光客が絶えず、通りのレストランやみやげ物屋は繁盛している様子である。ただ、幾多の戦いを見届けてきたからか、城だけがどこか寂しそうにたたずんでいたのが印象的であった。シュノンソーの庭園を見た後だけに物足りなさは否めないが、アンボワーズの庭はフランスで初めてイタリア風のレイアウトが採用された由緒ある庭だそうで、その筋の方にはとても興味をそそるものらしい。イタリアと関係が深いのか、フランソワ1世に招かれたレオナルド・ダ・ヴィンチも近くのクロリュッセで晩年を過ごしている。城にはダ・ヴィンチの像や、彼が設計した戦車なども・・・そして街はなぜかモナリザの絵はがきであふれていた。過剰なダ・ヴィンチ人気も、城が寂しそうな理由のひとつにあげておこう。












