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087 フランス旅行記 ロワール3 シャンボール 

午後、バスはアンボワーズを出てシャンボール城に到着。イタリア遠征でルネッサンスに触れた弱冠24歳の王フランソワ1世は、フランス様式に革新的ルネッサンス建築を取り入れたシャンボール城建設に着手する。1519年、その頃日本は室町時代である。もともと狩猟好きな彼の離宮として考えられていたらしく、城の中には鹿の角や剥製、狩にまつわるタペストリーなどが多数展示されていた。もっともそのフランソワ1世が、32年間の統治生活のうちシャンボールで狩をして過ごした日数はわずか72日、死去するまでに主塔と王室の塔しか完成しなかったというから、後のアンリ2世やルイ14世が彼の意志を引き継いだといえる。広大な敷地はパリ市の広さに匹敵し、今日ヨーロッパ最大の森林公園となっている。今も変わらず野生動物が自由に棲息し、遊歩道ではイノシシや鹿の姿も見ることができるという。まあとにかく我々の想像をはるかに超えた大きさである。

シャンボール城
天気も良い。芝生に座りこのすばらしい城を眺めていると、本来の目的であるワインなんてどうでもよくなる。
ワインの露店
城の前に並ぶ露店、ワインも売られている。暑いのに大丈夫か?と少々心配になる。
試飲の店
ワインショップを発見。やはりシャンボールワインを試飲してみることにする。
シャンボール城の赤ワイン
フルーティーで軽めの赤ワイン。係のおじさんはまったく客に関心なく新聞を読んでいた。
サラマンダー
シャンボール城
火に棲む伝説の生き物サラマンダーがシャンボールの象徴。サラマンダーは「聖なる炎を養い、悪の炎を駆逐する」というのが王室の格言だそうだ。それにしてもサラマンダーの1匹や2匹、居てもおかしくないほどの城であった。次回はシュベルニー。