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085 フランス旅行記 ロワール1 シュノンソー

トゥールからのロワール河
夜明けとともにボルドーを離れ、一路トゥールという町に向かう。トゥールは年中旅行者でにぎわうロワールの中心都市。代々の王が建てた古城が点在し「フランスの庭」とも称されるロワール河流域は、風光明媚な観光スポットとして人気なのである。そして豊かな自然と恵みの大河は、当然おいしいワインを産むこととなる。ロワールのワインはボルドーやブルゴーニュほどの知名度はないが、安くて美味しいものが多いように思う。フレッシュなミュスカデ、スモーキーなプイイといった白、シノンに代表される華やかな赤、フルーティーが人気のアンジューのロゼなど、なかなか粒ぞろいである。 さて、トゥールに着くとさっそく駅でロワールワインの試飲が出来そうな古城巡りのバスをさがす。ナント辺りの河口都市までは行く時間がないので、とりあえず上流の有名な4つの城へ向かうミニバスを予約した。シュノンソー、アンボワーズ、シャンボール、そしてシュベルニー。


翌朝10時、まずシェール川の上に橋のように建つシュノンソー城に到着。白い城の前にはカトリーヌ・ド・メディシスのすばらしい庭園が広がり、訪問者を楽しませてくれる。賛美の形容詞はいくらでもあるが、うまく伝わらないと思うので写真を見ていただきたい。

シュノンソー城

シュノンソー城

シュノンソーのワインセラー入口
シュノンソーのワインセラー入口
シュノンソーのワインセラー内
シュノンソーのワインセラー内
年代物のワイン
城の敷地内には広いカーヴがあり、たくさんの古いワインが眠っていた。もちろんここでワインの試飲ができるので、いただくことに・・・。
シャトー ド シュノンソー 2000
この城をデザインしたラベルの「シャトー ド シュノンソー 2000」。その時書いたテイスティングメモに「気品あふれる香り」とあったが、おそらく城の雰囲気がすこし手伝ってのことだと思う。とてもフルーティーで素直においしい。イメージしていたほど軽くはなく、しっかりした赤ワインだなと思った。

かつてはここの城主も飲んでいたワイン・・・いろいろな想いをめぐらしながら旅はつづく。次回アンボワーズ。