石川県 金沢市近郊、白山市のイタリア料理、フランス料理、ベルギー料理、西洋料理の専門店 ゲデレー GODOLLO ベルギービール、フランスワインも充実
西洋料理店ゲデレー フランス料理、イタリア料理、ベルギー料理、ベルギービール、ワイン

« 050 ふきのとう | メイン | 052 コルクの話 »

051 ハチノス

美味しいトリップ料理
牛は4つの胃袋を持っており、それぞれに第1「ミノ」、第2「ハチノス」、第3「センマイ」、第4「ギアラ(赤センマイ)」と呼ぶ。焼肉店でもおなじみの名前だから、すぐ美味しそうなお肉が想像できることだろう。ヨーロッパでも内臓料理は結構食べられている。胃袋のことをいうtripeトリップ(仏)trippaトリッパ(伊)は頻繁にレストランのメニューに登場するので内臓好きの方は覚えておくと良い。パン粉をつけて焼くリヨン風やトマトと一緒に煮込んだローマ風などなど、各地の名物料理も多い。 第2の胃袋 縁なし帽ゲデレーのトリップ料理は牛の第2の胃「ハチノス」をつかっている。ハチノスとは文字通り蜂の巣に似ていることからついた名で、コリコリとした弾力のある食感が特徴である。下処理の段階である程度やわらかく煮込み臭みを消すのだが、厨房がとてつもないニオイに包まれるため、私はあまりやりたくない仕込みの上位にランク付けしている。また、内臓ホルモン焼きのホルモンとは「放るもん(すてるもの)」からきているとの俗説があるが、そのハチノス仕込みの日はその説が正しい!と確信する日でもある。そんなハチノスではあるが、それを野菜やソースと合わせ、ひとつの料理として仕上げるとこれが一転美味!!なんとも不思議な味で、言葉ではうまく伝えることが出来ないが、ぜひ一度味わっていただきたい一品である。

ちなみにこの第2の胃袋、仏ではボネbonnet、伊ではボネットbonettoと言い、訳は「縁(ふち)のない帽子」である。なるほど。