038 ワインの熟成
ある日、裁判で日本人とフランス人に懲役20年の刑が言い渡された。ひどく落胆しているふたりに刑務官は10年ごとにひとつだけ望みを叶えてやると約束した。
刑務官 「最初の10年間のために欲しい物は何だ。」
日本人 「1000冊の本をお願いします。」
フランス人 「1000本のワインをたのむよ。」
やがて10年が過ぎ、再び刑務官がやって来た。
刑務官 「次の10年間のために欲しい物は何だ。」
日本人 「また1000冊の本をお願いします。」
フランス人 「栓抜きを用意してくれ。」 世界の日本人ジョーク集より
ワインはおいておけばおくほどおいしくなると思っている人は意外に多い。現に私の実家の棚に何年も同じワインが飾ってあったので、聞けばまさにそう答えた。最近は6本や12本サイズの手頃なワインセラーが発売されているので、もし家でワインを熟成させたいのなら、購入を考えたほうがよい。ただ、ワインにはそれぞれ飲み頃があるので、そのワインをおいしく楽しみたいなら飲み頃を過ぎないように注意が必要だ。現代ワインの傾向として、タンニンがなめらかで若いうちから飲めるものが主流なので、栓を抜く時期は遅すぎるより早すぎるほうがよいと私は思う。長熟が特徴のボルドーワインでも20年以上も熟成するものはそう多くはないし、同じ銘柄でも造られた年(ヴィンテージ)によって飲み頃に差があるのは言うまでもない。買ったワインの飲み頃がよく分からないなら、ワインショップの専門家に尋ねるか、インターネットで検索してみるか、それこそ1000冊をゆうに越えるワイン解説本が出版されているので、調べてみるのが賢明だ。(なかでもロバート.パーカーJr.の評価は、世界基準ともいえる信頼性の高いものなので私も参考にしている。)そして探しても見当たらない場合、そのワインは今晩でも飲んでしまおう。
ゲデレーのワインセラー室は常に14~16度に保ち、最高の状態でのワイン管理を心がけています。今まさに飲み頃のボルドーワインも多数眠っていますので、記念日のディナーにゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?




