石川県 金沢市近郊、白山市のイタリア料理、フランス料理、ベルギー料理、西洋料理の専門店 ゲデレー GODOLLO ベルギービール、フランスワインも充実
西洋料理店ゲデレー フランス料理、イタリア料理、ベルギー料理、ベルギービール、ワイン

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2006年11月17日

024 第2回落語会のご報告

入船亭扇治師匠11月6日(月)入船亭扇治さんを招いての落語会を催した。6月に続いて2回目なので、私たちスタッフも準備その他で戸惑わず、ゆっくり落語を楽しませていただいた。昼と夜の2部に分け、(ほとんど常連客で埋まった前回とは違い)今回は幅広いお客様に声をかけた。と言うのも、話してみると実は落語好きというお客様が多いことと、意外に第1回後の反響があり、洋と和のアンバランスさの「妙」が受け入れられたと実感したからだ。中日新聞社からも取材に来ていただいたので、話題づくりのイベントとして見れば成功であろう。これから3回、4回と会を重ね「ゲデレー落語会」は恒例の行事にしたいと思う。

今回は「道具屋」「井戸の茶碗」「初天神」「戴き猫」の4席。「戴き猫」は、前回の「竹の水仙」に続き、左甚五郎が出てくるお題。同じ岐阜出身の扇治さんのお気に入りなのであろうと推測した。旅の途中でノミの達人が繰り広げる物語は、どこかお忍びで諸国をまわる水戸黄門のパターンに似て、単純だがハマってしまう面白さがある。ハマると言えば、最近はちょっとした落語ブームで(ドラマの影響もあるのか)落語にハマっている若者が多いそうだ。ベルギービールを片手にリラックスする扇治師匠私もこれまでは、難しいという先入観だけで敬遠していたが、この落語会を機に完全にファンになってしまった。もっと近くに寄席があれば良いのにとつくづく残念に思う。

さて夜も更け、扇治さんを囲んでのお疲れ会では、落語業界の裏話やいろいろな苦労話を聞いたり、スタッフたちは疑問に思う事を質問したり、ベルギービールを飲みながらおおいに盛り上がった。ブームと言えど、平日の寄席はまだまだお客はまばらで、時にはひとりも座っていなくて中止になることもあるそうだ。「たとえひとりでも、聞いてくれるお客様があってのはなし家です。」は、とても印象に残った言葉。ゲデレーもお客様あってのゲデレー。店に足を運んでくださったお客様ひとりひとりを大事に、そして暇な日があっても、自分を信じて頑張るのみ。目指せ!猫の手も借りたいほどの繁盛店。にゃあんてね。


最後に、今回の落語会の開催関係者の皆様に深く感謝し、心よりお礼を申し上げます。

扇治師匠のサイン色紙


2006年11月13日

023 もうひとつの楽しみ方

ワインのキャップシール前にビールの王冠を集めている王冠コレクターが意外に多いと書いたが、どうやら私もコレクター気質のようで、いろいろ集めているものがある。(ある占いの本によれば、向いている職業は地味な古美術収集と遺跡発掘なのだそうで納得。)今回はその中のひとつを紹介する。
「ワインのキャップシール」。ワインのコルク栓の上にかぶせて付いているもので、1本1本に個性があって面白い。私はワインを1本開けた際は、かならずそのキャップシールをきれいに剥がしとって置くことにしている。もちろん貴重なワインや記念日などに飲んだワインは、そのラベルまで専用ラベル剥がしで剥がすのだが、手間のかかる作業が億劫な場合やデイリーワインなどは簡単にキャップシールをとって置く。ただ、最近はキャップシールにまで手をかけない(ワイン名の型押しが無い)ワインも多くなっているようで残念だ。また、ワイン栓に使う良いコルク材も年々少なくなっていると聞くが、この先スクリューキャップボトルばかりになるのではと、少々心配だ。実際、ここ最近は昔ほど熟成に頼らず、いま開けておいしく飲めるワインが人気だ。それはプロ野球のドラフトと同様、将来を見越して何年、何十年もかけてじっくり育てるより、「即戦力」を求める傾向が強くなっているようだ。
ゲデレーではワインの会を積極的に催していきます話を本題に戻す。私はワインが好きで、職業柄、飲む機会も人より多いと思う。最高の場所、最高の料理と共に飲むワインは格別である。ただ、哀しいかなどんなにおいしいワインを飲んでも人の記憶はあせて行くものである。舌に残る味の記憶など、どんどん曖昧になって、挙句の果てには「おいしかった。おいしくなかった。ふつう。」この3つのどれかで片付けられてしまう。それが嫌で私は、時々ホルダーを開いて、今まで飲んだワインのキャップシールやラベルを見かえし味の記憶を辿る。香りやはっきりとした味までは思い出せないが、添えられた感想メモなどを見ると、その時感じたワインの特徴を再確認できるのだ。こうやってひとつひとつ思い出を取って置いたことで楽しく過ごした時間がよみがえる、思い出をハンティングする楽しみが生まれる。今回はワインと永く付き合っていく私のもうひとつの楽しみ方を紹介した。
今後、ゲデレーでもワイン好きのお客様を募っての「ワイン勉強会」を積極的に催し、ワイン愛好家の輪をひろげていきたい。

2006年11月05日

022 サフランについて

ゲデレーでも大活躍のサフラン フレンチ、イタリアンには欠かせないサフランソースは私の大好きなソースのひとつである。
まぶしい色彩と奥深い香りが特徴であるサフラン、ペルシャ語のSafraサフラ(黄色)からきているらしい。クレタ島のクノッソス宮殿には、4千年前に描かれたサフランの花を採集する壁画が残されているというから歴史はかなり古い。世界最大の生産国はスペインで、パエリアに代表されるスペイン料理の多くにサフランが使われる。ブイヤベースをはじめとする魚介料理には、魚の臭みを消すのに効果的。また、鶏肉との相性も抜群で、サフランをひとつまみ加えるだけで、香り高く上品な味わいに仕上がる。インドや中国でも生産されているが、スペインのバレンシア産が最高級とされている。黄金色が神聖とされた中世から王侯貴族の宴会料理にも使われており、上流階級のステータスでもあったようだ。また、サフランは悟りの象徴ともいわれ、仏教僧侶の黄色の衣服は昔サフランで染色されていたそうだ。

園芸用のクロッカスに似たサフランクロッカスの雌しべを丁寧に乾燥させてつくるのだが、1つの花から3本しか採れず、気の遠くなるような作業だ。色、香りの高貴さに加え、貴重とくれば、香辛料の中で群を抜いて高価なのもうなづける。神聖ローマ帝国の時代には、ベニバナをサフランと偽って儲けていた商人が、見せしめのために火あぶりの刑になったという記録も残っている。そんな人々を惑わし魅了してきたサフラン、まさに香辛料の宝石という言葉がピッタリだ。